【岡山】車修理の板金塗装とは？事故修理と事故処理の流れ

板金塗装とは

板金塗装とはその名のとおり、「板金」と「塗装」を行う作業のことで、車の外装（銅板）に対して施します。事故などが原因で車がダメージを受け、外装に傷や凹みが生じた際に、銅板の変形や傷、塗装のはがれなどを、板金塗装を施して修復します。

板金とは

車の外装に凹みが生じた場合には、主にハンマーを使用して銅板を叩く「ハンマリング」で、変形した状態からもとの形に戻しますが、溶接機やハンダを用いるなど、様々な方法があります。他にも、損傷した部分の塗装をはがす作業や、損傷したパネルやパーツを交換する作業も、板金作業に含まれます。

塗装とは

板金で修復した箇所に塗料を塗り、状態や色をきれいにする作業が塗装です。車の塗装には、表面をきれいに見せるだけではなく、雨風や衝撃から表面の劣化を防ぐ役割もあります。塗装がきちんと行われていないと外装がダメージを受けるおそれもあるので、塗装も板金と同じくらい重要な作業となります。

板金塗装の流れ

ステップ1．損傷箇所の確認
まずは、どのような作業が必要なのか、どのような方法が適しているのかを見極めるために、損傷箇所の確認を行います。

ステップ2．板金作業
傷の大きさや凹みの深さなどを確認し、ハンマーなどを用いて叩き出す、板金作業を行います。

ステップ3．下地作業
板金作業が終わったら、表面に残っている塗装を剥がしてパテを埋め、乾燥してから仕上げ磨きを行います。

ステップ4．塗装作業
パテを埋め込んだ箇所に、下地塗料を塗って乾燥させます。車のカラーナンバーを参考にして塗料を調色し、実際の車の色に合わせて微妙な調整を行います。色調整した塗料を塗装し、塗装が乾燥したら磨いて最終調整を行います。

1．負傷者の救護

車をぶつけたときに真っ先に行うのが、負傷者がいるかどうかの確認です。負傷者がいる場合は安全な場所へ移動し、救急車を手配するなどして、まずは救護を行いましょう。救急車を手配する際には、事故が起きた場所を聞かれるので、わかりやすく説明します。また、負傷がひどい場合には負傷者の状態を説明し、救急車が到着するまで、指示された止血や心肺蘇生などの応急手当を行います。

2．警察へ通報

車をぶつけたら、被害の大きさや負傷者の有無にかかわらず、必ず警察に通報します。軽い事故の場合、警察への通報は不要だと考える方もいますが、警察への通報は道路交通法で義務付けられています。また、警察に通報しないと、交通事故証明書などが作成されないので、保険の請求ができなくなってしまいます。

3．事故相手・事故状況・目撃者の確認

負傷者の救護と警察への通報を終えたら、できるだけ事故状況を記録し、保存しておきましょう。車の損傷箇所を写真に撮り、ドライブレコーダーのデータを保存します。また、相手と連絡先を交換することはもちろん、相手が加入している保険会社や証明書番号、車両の登録ナンバーなども、確認しておくことが重要です。

4．保険会社へ連絡

相手の連絡先や保険会社などが確認できたら、自分が加入している保険会社へ連絡します。多くの保険会社では夜間・休日でも事故の受付をしているので、今後の流れについてアドバイスしてもらいましょう。

5．車の修理

やるべきことをすべて行った後に、車の修理を依頼します。自力走行できる場合は、保険会社が提携する修理工場などに持ち込みます。その後、修理工場に修理費用を見積もりしてもらい、確認してから修理を依頼します。修理費用は保険でカバーできますが、事故の内容や契約内容によっては自己負担分が生じる場合もあるので、加入している保険の内容を確認しましょう。