「カヤックを軽トラで運びたいけど、どう運べば良いか分からない」「長尺物を軽トラで運びたい」こういったお悩みの方は、専用のパーツを軽トラに固定し、カヤックなどの長尺物を運べるようにカスタムしましょう。

軽トラの鳥居部分にトリイポールと呼ばれる支柱を固定することで、カヤックなどの長尺物を運べるようになります。トリイポールの固定は誰でも簡単にできるため、ぜひお試しください。

軽トラはスズキ、ダイハツ、ホンダ、マツダなど各種メーカーから販売されています。多少荷台の大きさに違いはあるものの、ほとんど違いはありません。荷台の縦幅を表す荷台フロア長は2,030mmが主流です。そして横幅は1,420mmが基本です。

この長さを考えると、カヤックなどの長尺物はとてもではありませんが、収まりきりません。縦に立てるように積めば収まりますが、固定が難しくなります。そこでおすすめの方法が、軽トラの鳥居部分にトリイポールを固定することです。

鳥居にトリイポールを設置し、ベースキットの支柱を軽トラ後方に固定します。その後、カヤックなどの長尺物をトリイポールの間に収めるように、後方の支柱から屋根にかけて載せます。そうすることで固定も可能になります。ロープや紐で支柱やトリイポールに巻きつけておくことで安定性も増し、簡単に外れなくなります。

一点注意したいポイントとして、積載物の長さがあります。軽トラの車種によってはカヤックなどの長尺物を載せると、車両からややはみ出ることがあります。自動車の長さに対し、はみ出た長さが10分の1以下であれば、積載物として認められることになっています。

例えば、ダイハツのハイゼットなら全長が3,395mmです。この10分の1の長さとなると約40cm程度。40cm程度であれば、はみ出て載せても問題ないということになります。カヤックが大きすぎる場合は、はみ出してしまわないよう、トリイポールに斜めに立てかけるように積載しましょう。

以上、軽トラの鳥居にトリイポールを固定し、カヤックなどの長尺物を載せる方法をご紹介しました。カヤックは4～5mほどあるため、基本的には軽トラの荷台に収まりません。

しかし、カスタムパーツを使用することで、軽トラでも十分、カヤックを運搬することができます。トリイポールと支柱を取り付けることで、カヤックのはみ出た部分が軽トラの運転席上部キャビンに載せることが可能です。

鳥居にパーツを装着する際、特に施工の必要はありません。車体の加工不要で簡単に鳥居へ取り付けることができるので、誰でも利用可能です。少ないパーツでトラックをカスタムできるため、軽トラの荷台を改造するためのパーツをお探しの方は、ぜひお試しください。